(社会不安障害の具体的な説明)社会不安障害も対人恐怖や人間恐怖、社交恐怖症と同様に不安障害や神経症の一種になり、あがり症の別名だと考えて良いと思います。今は社会不安障害治療薬といったものも出てきており、精神科や心療内科の病院に行くと、単なる、あがり症に過ぎないのに社会不安障害といった病名を付けられ、薬による治療をされることがほとんどだと思います。 そして、このために何年にも渡って薬を飲むだけの治療をされ、薬漬け状態になっている人が増えているのではないかと思います。 しかし、社会不安障害と言われても、特に驚く必要はないのです。 つまり、これは、従来からある、あがり症と同じ事なのです。 単に、最近、アメリカの精神障害の診断基準が変わって、新しく生まれた言葉に過ぎないのです。 ですから、社会不安障害と言われても、あがり症の一つなんだと受け止めていって良いと思います。 そして、これは薬による治療ではなく、むしろ、薬を飲まずに森田療法の学習で対応していった方が根本的な治療になると思います。 社会不安障害の代表的な症状は、トップページでも書かせていただきましたが、下記のようになります。 対人緊張、赤面症、視線恐怖、自己視線恐怖、多汗症、脇見恐怖症、表情恐怖、笑顔恐怖、醜形恐怖、唾恐怖、書けい このように社会不安障害の症状の現れ方は色々ですが根本原因は一緒なのです。 つまり、人間関係における緊張や不安に対する「とらわれ」が根本原因になっていると言えるのです。 ですから、森田療法の学習によって、この根本原因が改善すれば、この結果として上のいずれの社会不安障害(社会恐怖)の症状も改善してくるものなのです。 |
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